⑤ 2017年7月27日(木) バハマドルフィンスイム日記 〜 イルカをべろんべろん撫でた日。

おはようございます。
今日は、ベッドから出られない朝でした。

カモメ痛(カモメを餌付けしすぎた右肩と腕の疲労)と筋肉痛で全身がへとへと。
とくに両方の太ももがぱんぱんです。

みんなは朝日がのぼってくるのを祈る気持ちで見ていたり、
朝ご飯をたべていたのに、わたしはまったく動けない。
ここはアナグラ。通称「バンク」(船の下の地下室みたいなとこ)。

階段をあがって
せめてもみんなのいるサロンまでいかなければ。。。
嗚呼呼呼呼呼呼呼呼・・・。
よれよれでも、頑張って起きる。
そして、いつもどおりおいしい朝食をすませる。

今日は、ラストイルカ!
いつでも飛び込めるように水着に着替え準備をする!
水着に着替えると、しゃきっとするのはなぜかな。

外に出てふと自分の足元をみると、
きれいに塗ってきたはずの
グランブルーの海の色したマニキュアが、はがれかかってる。
航海も終わりに近づいているよっていうサインのようで、ちょっとせつない。

船をすすませイルカを待つ間、
今日が最終日なのでアナグラの整理整頓!ここ好きなんだよなー。

とはいえ、この筋肉痛のまま泳ぐのもなんなので
一人でストレッチタイム!
しかしイルカがでないなー。

デッキの上から、イルカを探しつつ
自分最高の自撮りを追求して遊んでいた。


さわやかじゃないですか、自分。

そして、イルカを探しているうちに
だらんべろんと、なる。
お昼寝をしてしまう。


あられもない、姿。

そうこうしているうちにお昼になった!

この間とった大きなたくさんのコンク貝。
それがお昼に刺身になってでてきた!わーお。
わたしは貝が好きじゃないけど食べられた、こんなにおいしいだなんて!
北海道で食べるホタテみたい。

イルカみつからず、そのままお昼ご飯と、
きれいな海に飛び込んであそぶことに。

筋肉痛がひどくてどうしようかと思ったけど、
りいちゃんに誘われしかたなく海に入る。

そしてりいちゃんの素潜りの特訓。
この美しい海で練習できるってなんという贅沢。
めきめきと上達!いろんな素潜りのやり方あるけど、
わたしはイルカと泳いでたときに気づいた
「目線」で潜るのが一番いいと思ってて。
それでやってもらったら、なんかよさげ。

やったね!目線でもぐるっていうのは、
ようは頭を下にしたら潜行できる。
んと、頭は重いから、頭を下にすれば、まっすぐ沈みやすくなるわけで。

てことは、もぐったときに目線で海の底をみてしまったら、
頭があがっちゃうってことだから、
潜ったときに自分の後ろの景色をみるように意識したらいい。

自分の後ろの景色がみれれば
脳天はまっすぐ海底にむいているから。

で、まっすぐ海に入れたら、
あとは二回くらい平泳ぎみたいに水中を手でかけば、
5メートルくらいリキむことなく
スイーっとリラックスしたままもぐれる。
ん、これでばっちぐ!さらに上達!すごい!

ところでお土産に持って帰ろうと思ったコンク貝の貝殻がくさい。どうしよう。
なんとか持って帰って、おうちで熱湯消毒するしかないかねー。

朝からちょっと体調の悪かったまりちゃんは、
すこしよくなってきたみたい。
久しぶりに入る海なのに、先頭集団で泳いでいてすごい脚力!
疲れもちょっとでてきちゃうやねー。

しかしイルカいないなー。
イルカ出てー!出て-!イルカ出てー!出た-!虹が出たー!!きれいー。

雲の中に入っているからキャンバスになっていてくっきりきれい!
ああん、イルカ出てー!

ところでこんなのが海に落ちている。
「たこのまくら」や「サンドダラー」ウニの仲間の一種らしい。



自然はなんとうつくしいアートなんだろ。

ユーフォーは呼べなかったけどサンドダラーを割ると
天使が現れるとのことだから、まあいいね!って、
こんなことをしていたら、ドルフィーン!おっしゃーーー。

イルカが出たぞーーーー!!!

時間はもう探索ぎりぎり7時近く。
何頭みつけたか確認すると、一頭!とのこと。

おや?

一頭かとおもったら、
その先に大きな群れを発見。
なんてラッキーなの?!

船は慌ただしくなって、海へ入る準備をする。

海に飛び込む!!!!!
そこにはイルカたちがキュウキュウと愛らしい鳴き声を交わしながら
ゆったりと泳いでいた。十頭以上がこっちにむかって泳いできた。

もうそこからは時間も思考もすべて吹っ飛び、
ひたすらイルカたちと戯れた。

十頭のうちの一頭をきめて、その子にラブコール。
イルカと目をあわせると、あそぶのが大丈夫そうなら
オッケーのサインがなんかわかる。

そうしたら、私のおなかと
イルカのおなかをくっつけながら水中でぐるりとまわる、
天と地がもうおどうなってるのかまったくわからない。

 

この優しくて、かわいくて、愛らしい、無邪気な目に、
自分がそのままつれていかれる感じ。
無重力とイルカに身を任せる。これがほんと、幸せなんだわ〜〜〜!!!!はああう。

(動画、再生しながら読み進めてみてね)

イルカをみると両目でこっちをみてるのがわかる、
もうたまらない気持ちになる。

そしてラッキーなことが!
「ねえねえ!撫でてー!」とやってくるとっても人なつこいイルカが登場!

目がきゃわゆううううい!!!

むこうからすり寄ってくるからべろんべろんに撫でまくった。
おなかのあたりを撫でると喜ぶのでもうしつこいくらいにべろんべろん撫でた。
頭から尾びれまでの流線型のラインを泳ぎざまにべろーーーんと撫でたり。
おさわり最高。私のなで方、結構やらしい。海中セクハラだとおもう。

あああもうたまらん!かわいいいい!
私の目はもうハートになってたかとおもう、かわいすぎてめろめろぷー。

イルカはきらきらとした夕日が差し込む眩いきれいな海の中に、
すこしずつ影になってゆっくりゆっくりと流れるようにきえていった。


水の中からこの美しさをみていたら、あらゆるすべてに祈りたくなった。
海から上がるとみんなで最後のスイムの感動に大歓声!
最高のエントリーができた、やったね!

降りてきた私服の船長に、みんなでびっしょびしょのままかわるがわる抱きつく!
サンキューの声がなりやまない。私のおなかの音もなりやまない。
ああもうこんな時間だ。

また二時間くらい泳いでいた。
たった5分にしか感じない不思議。さあごはんを食べよう!

マスクやフィンを洗い流し、
心の中でありがとうを何度もくりかえす。
夕日を見逃してとっぷりと夜になる。

アメリカまで船を出航させる。
揺れが激しくなってきた、外洋へのクロッシング。

ゆりかごのように揺られながら、
遠くにぼんやりと水平線が明るく輝いている。
あっちのほうに陸があるんだなあと真っ暗闇のどまんなかにいてもわかる。
船はそちらのほうにむかう。なんだか無性にさみしくなる。

荷物をスーツケースにまとめて大好きなアナグラでのラストナイト!
サロンでは、開けたラム酒のボトルに手紙を書いて流そうと、
わいわいとみんなで紙にいろいろな願いやお手紙をかいて、いれていた。

そしてデッキに出てボトルを海に投げた。

ああ、おわっちゃうんだなあ。

昨日よりほんのすこしだけ満ちた三日月に見送られ、
私たちを乗せた船はバハマからアメリカのホームドックへむかう。
頼りなくも感じる三日月は、まっくらな海にちいさいけれど心強い
光の道を作ってくれていた。揺れにまかせながらそのまま眠りに落ちた。

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